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9月18日(日、敬老の日)
リーダー 保倉恵美子さん 参加者30人ほど 大霧山(767m)、登って来たわよ。 そりゃあこの厳しい残暑だもの、暑かったわよ。特に粥新田峠までは地獄ね。そこから先は、ちょっとは時々涼しい風が吹いて来たけどね。それでも、頂上に着くまでには何回水を飲んだことか。飲みすぎて食欲なくしちゃった。でも山頂でのお食事タイムには、無理やりご飯おしこんで食べたわよ。 山頂? それがあなた、天国。冷たい気持ちのいい風が吹いててね。 お食事タイム50分だったけど、あと30分もいればきっと寒くなったと思うよ。それほど快適だった。 眺望も良し。武甲山や赤城山方面は霞んでて見えなかったけど、、近くの山山はよく見えてたね。 ![]() ![]() それはそうと、ヤマボウシの実、見たことある? 私も初めて見たの。赤くて可愛いのよ。サクランボより少し小さいくらい。食べられるって聞いたので、一個拾って登ったの。 食事の時食べてみたら、それが美味しいの。どんな味かって?そうね、マンゴウに似ているようでいないようで。心があったかくなるっていうか、それでいて胸がキュンとなるような。 老いらくの恋の味? いや、違うなあ。ああ、そうよ、初恋の味、そう、まさしく初恋の味なのよ。あなたも、どこかで見つけたら食べて御覧なさい。 山頂から先は、下りばかりじゃなくて、一度急坂をぐーんと下りてからコブを一つ越えるのよ。その登り、またも汗たらたら。でもここらまで来ると、苦しみも快感ね。 途中、きれいなキノコにも会えたわ。10センチほどの赤い大きなキノコ。誰かが、ドクオニダケとか言ってた。それに、真綿にくるまってるような3センチほどの赤ん坊みたいな赤いキノコ。タマゴダケといって、美味しいんだって。オシロイシメジ(多分)にも会えたわよ。ほら、生藤山に登った時いっぱい生えていたじゃない。おしろいはたいたみたいって皆で笑ったじゃない。 ![]() ![]() ![]() 茶色のまるい木の実もたくさん落ちてた。大きさは3センチほど。埼玉県だけどヤマナシなんだって。ナシと聞いてかじってみたら、すっぱくてこれはまずかった。生花に使ったら素敵かも。 ふーん、家でクーラーつけてごろごろしてたんだ? 参加すればよかったのに。 山に行けば、いろいろ発見もあるし感動もあるし、出会いもあるじゃない。 それに、ちょっと自分には無理かなと思っても、みんなのパワーにも後押しされるので、案外楽に登ってこられるものなのよ。でも、何が起きても自己責任だよ。 お花? 最後の方で、キバナアキギリ、ツリフネソウ、シロバナギクなどけっこう咲いてた。私がそんなに名前、知ってるわけないでしょ。はなちゃんという方に、そのつど聞いて教えてもらったのよ。 今回は、お花の写真撮らなかったのよね。撮るの、結構エネルギー使うの。どうしても皆から遅れるじゃない? その分を取り戻すのが大変。迷惑もかけるしね。 次は、御前山に行こうと思ってる。歩程?6時間と書いてあったわ。うーん、ちょっときついかな。 でも、トリカブトが見たいの。あの山、多いと聞いたし。秋はやはりトリカブトでしょ。 たらたら長くなってごめんね。じゃ、このへんで。いつかまた、どこかの山で会いましょう。楽しみにしてるわ。 # by youko-shiba | 2011-09-20 13:36
8月27日(土)
御嶽に着くと小雨が降っていた。 ケーブルカーを下り、私たち9人、小雨の中を歩きだす。 大岳山へむかう登山道から、途中で左に別れて深い樹林帯を下って行く。 大きな岩のところから、更に狭い階段を下りて進んでいくと、沢の音が聞こえてきて、やがてロックガーデンに着いた。 ![]() 苔むした岩、その岩をぬって流れる清らかな水、明るい空間。そこはまるで異次元の世界。何か悲しい時、苦しい時は、ここに来ればいい。ここでなら、それらは、きっときれいさっぱり洗い流してもらえるだろう。そんな場所。苔の緑が目にしみる。 滑らないよう、足元に注意しながらゆっくりと歩く。 ときには、ちょっとひやひやしながら飛び石伝いに。 汗もひき、次第に心が洗われて行く。 「あ、咲いてる、タマガワホトトギス。ほら、向こうのあの岩のところ」 仲間の指さす方を見ると、黄色のホトトギス。 黄色のは初めて見たのですっかり感激。 ![]() 少し進むと、 「あ、ここにも咲いてるわよ」 今度は、直ぐ間近に、水の流れすれすれのところに咲いている。 みずみずしい黄色が、流れによく映えている。 ![]() 更に進むと、結構あっちこっちに咲いている。 名前を忘れないうちにと、手帳に、タマガワホトトギスと書き込んだ。 綾広の滝で一休み。 ![]() 御岳山のレンゲショウマもちょうど見頃でこれもラッキー。今年は遅れたらしい。 ![]() 雨のため、ケーブルカー往復での短いコースとなったが、タマガワホトトギスにも も会えたし、レンゲショウマにも会えた。雨もまた楽しの、実りある山行であった。 家に帰って、こちらは雨は降ったかと聞くと、全然降らなかったという。 御嶽も東京都だが、山はやはり違うのだ。 # by youko-shiba | 2011-09-01 05:08
6月11日(土)新宿での原発反対デモに行ってきた。朝から降っていた雨は、昼にはあがった。
コースは新宿中央公園15時出発、新宿を一周して、アルタ前18時着。 福島原発事故から3ケ月になるというのに、いまだに事故は収束の気配もない。放射能汚染はむしろ広範囲に広がっている。静岡茶の一部から、国の基準を超える放射性セシウムが検出されたというニュースには、全く驚いてしまう。これでは、山登りに行っても沢の水も飲めはしない。手を浸すのだって勇気がいるだろう。 原発はひとたび事故を起こせば、人を傷つけ、自然を傷つけ、命を脅かす。こんな原発はもういらない。このまま原発をつき進めて行けば、人は科学によっていつかは滅ぼされるに違いない。その日は案外早く訪れるかもしれない。 原発のお役目はもう終わったのだと思う。(原発さんこれまで有難うございましたと言いたい)これからは、自然エネルギーに変えて行くべきである。 新宿区に住んでいる私には、新宿でのデモは、思いを行動に移せる良い機会であった。それに、私の場合、街歩きと言う楽しみも加わり一石二鳥である。 11日、午後2時40分に新宿中央公園に着くと、すでに大勢の人が集まっていた。音楽がガンガン鳴り響きまるでお祭りムード。 ![]() 歌などで気分が盛り上がった後、30人ほどづつの班に分かれて、いざ出発。列の前に警察官が4人もつくというものものしさ。 都庁の裏の道を通る。ここでは、原発推進派の石原都知事に向けて、抗議のシュプレヒコール。 ![]() 新宿1丁目辺りを通る。 ![]() 石井スポーツの前を通る ![]() 歌舞伎街入り口前を通る ![]() JR新宿駅西口前を通る。 ![]() アルタ前に着くと、先発隊でもういっぱい。 ![]() 警察官もいっぱい。 ![]() デモに参加して知ったことだが、3月14日と15日、4月21日に東京にも放射能が降ったという。その日、私はどこで何をしていたのだろう。もしかしたら、気づかないまま放射能を浴びていたのかもしれない。 # by youko-shiba | 2011-06-12 12:08
東日本大地震により被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
あの日、3月11日、私は家で昼食の後新聞を読んだりして、のんびりとくつろいでいた。2時45分、地震発生、いつものことながら、揺れはすぐにおさまるだろうと楽観していた。ところが、おさまるどころか、揺れは激しさを増してきた。ついに東京に来たかと、あわててヘルメットをかぶってテーブルの下にもぐった。 震源地は東北の三陸沖。M 9、最大震度7。東京の震度は5強。 東日本太平洋沿岸の、あまりの被害の大きさに私も些少の寄付をした。 大震災から一カ月ほど。東京は桜の季節。被災地ではまだ大変な時期ではあるが、東京では、これまでの自粛ムードはいくらかやわらいできた。 4月10日(日) お花見ウォ―キングに出かけた。桜といえば、都内ではやはり千鳥ケ淵がいい。 8時20分に家を出る。 都知事選の投票をすませた後、飯田橋駅前のうしごめ橋に行って外堀の桜の写真を撮る。ここからの写真は、いつだったか、加賀まりこがテレビ(徹子の部屋)で公表していたっけ。 ![]() 商店街を通って千鳥が淵に向かう。 9時につく。家から近いこともあってここにはよく来ているが、ここの桜はやはりすばらしい。 すぐにお気に入りの場所でカメラをかまえる。 ![]() 狙うは、城門、お濠、石垣に桜がよくマッチした風景。 それから、左に、お濠の楚々としたみやびやかな桜の花を眺めながら、大木の満開の桜の並木道をゆっくりと進んでいく。 そういえば、入り口のところに、「東日本大震災のため、ライトアップ中止」と書かれた張り紙が貼ってあった。 夜桜は見られなくとも、昼間、こうしてお花見ができるだけで幸せだと思う。 地震、津波も自然であるが、目の前のこの爛漫の桜の風景もまた自然である。 東北の被災地にもやがて桜の花は開くだろう。被災者の方たちは、どんな思いで桜の花を眺めるのだろう。花を楽しむ余裕さえまだないのかもしれない。 あちらでは、地震、津波に原発事故が重なった。原発周辺の、無農薬キャベツ農家の方が、もうここの土地は駄目になったと自殺されたというニュースには、強いショックを受けた。東京は福島原発発の電気を享受してきた。福島の方々には、都民の一人として本当に申し訳ないと思う。 それにしても桜の花は美しい。心がほのぼのとしてくる。 ![]() 見晴らし台に着くと、既に十数人の人がいて写真を撮っていた。 ![]() お濠には、桜の花に抱かれて何艘もボートが浮かんでいる。のんびりとした平和な時間。ここでは時間はゆっくりと流れている。傍にいた人が、 「こんな素敵な風景を見ることができて、もう死んでもいい」 とつぶやいていた。 桜の道が過ぎてからは、大通りに出てから、北の丸公園に続く山桜の道を登って行く。人もぐっと少なくなった。左側は対岸の桜、右側は皇居一周を走るランナーの姿が見える。 ![]() 公園を出る頃は、人出もぐっと多くなった。 靖国神社へ向かう。 神社の参道は、いつもなら両脇にびっしりと露店が並ぶが、今回はそれもなくいつもの賑わいがうそのよう。日曜日とあって人出は結構多い。 「東北大震災に鑑みてお花見の宴はご遠慮ください」の立て札があちこちに立っている。 ![]() 神社にお参りりをした後、満開の桜の下を歩いていると、思いがけなくも桜茶屋の案内板があった。矢印に導かれて行くと、日本庭園の池の前の桜の庭に、テーブルが並べられていた。ここで、串だんごとおでんを食べる。優雅な昼食のひととき。ときどき花びらが舞い落ちてきた。池の傍の芽吹いたばかりの枝垂れ柳が、 かすかに風に揺れていた。 次に朝鮮総連の建物の横を通っていく。飯田橋から市ヶ谷、四谷を通って、ホテルニューオータニー手前まで続く外濠の桜並木路を歩く。 ![]() ここは、靖国神社とはうって変わって賑やかだ。陣取って食べたり飲んだり、ギターを弾いていたり、円を組んで語らい合っていたり、笑いさざめいていたり。みんなとても楽しそう。そう、もう、楽しめるときは思い切り楽しんでいいのさ。 地震はある日突然やってくる。明日は我が身かも知れないのだ。東京では直下型大地震という爆弾をかかえている。今回の度重なる余震で、誘発されてそれが早まるということはないのだろうか。せめて、地震対策だけはしっかりしておかなくては。 そんな思いをよそに、花は優しい笑みを浮かべて、再び私を非日常の世界へといざなっていった。 # by youko-shiba | 2011-04-13 11:03
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